野菜の色

2014-11-09

野菜の色
野菜の色色とりどりの野菜サラダは、疲れたときにも食欲がわきます。しかし、こうした野菜の色は、食欲増進に加え、健康管理に重要な成分をバランスよく 取るための情報にもなるという記事が2014年11月8日の日経新聞に載っていました。食品の色を決める成分には、ポリフェノールとカロテノイド の2つのタイプがあるそうです。

食品総合研究所の山本万里さんは 「食事として取った糖質、脂質、タンパク質を消化・吸収していく過程で、体内にたくさんの酸化ストレスが生まれる。酸化ストレスはさまざまな病気のリスク を高めるため、野菜などの食物色素は酸化ストレスから身体を守る働きをしていると考えられる」 と話しています。
強い紫外線にさらされたり、害虫やウィルスなどが侵入したりしたときの防御成分として、植物は色素成分を発達させてきたので、こうした植物の有効 成分を食生活に取り入れることは健康維持に役立つのだそうです。

管理栄養士の杉本恵子さんは、食事のなかに 「5つの色」 を入れるという比較的簡単な方法を提唱していました。
5つの色とは赤・白・黄・緑・黒で、従来の栄養素の分類とは異なるが、いつも意識するだけで必要な栄養素が取れるといっています。
野菜の色を意識することは食事のバランスを整えることにつながるようです。

配信 Willmake143

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