歯の治療、脱金属

2012-12-19

歯の治療、脱金属
歯の治療、脱金属2012年12月18日の朝日新聞に、「歯の治療では近年、金属を使わないメタルフリーの研究が進み、新素材も開発されている」という記事が掲 載されました。

「歯科治療に用いられる主な材料は、合金、合成樹脂、セラミックスの3つで、金の含有量が多い金合金は基本的に保険が利かない。
保険診療で広く使われている金銀パラジウム合金は、強度があり加工しやすいが、金属アレルギーの原因になることと市場価格の影響を受けやすい問題 がある」と書かれていました。

健常人の1割程度は、金属アレルギーの予備軍で、歯の治療から何年も経って症状が現れる場合もあり、原因が歯科材料用の金属とわかれば、体に安全 なセラミックスなどに代えるが、セラミックスも基本的に保険が利かないので金属アレルギーのある患者へのセラミックス使用には保険を認めてほしい という愛知学院大学歯学部の服部正巳教授のコメントも記事の中で紹介されています。

配信 Willmake143

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